2017/10/08 21:30
刺し子のアトリエGYPSOPHILA(ジプソフィラ)よりこんばんは。
伝統とモダンを癒合させた刺し子の小物制作・販売をしている
刺し子作家の木内しおりです。
今日は刺し子についてふと立ち止まり
しばし思いを巡らせていました。
刺し子をもっと現代風に。
違和感なく気軽に持てるように。
ならば現状の和製100%のイメージを
覆すにはどうしたら良いのか?
キラキラ、とか、ふわふわ、とか
女子の「好き」要素を取り入れてはどうだろう?と
試作してみたり↓(スワロフスキーが小さくバランス悪し)
そうすると、ひとつの壁に必ずぶつかるんです。
それは
藍染につぎはぎぐし縫いで補強・保温し
モノを大切にしていたその思いから
離れて、きらびやかな刺繍のひとつとして
綺麗に飾り立てればそれで良いのか?
という問題。
「刺せば良いってものではない」
おっしゃる通り、一理あります。
でもやっぱり私は、根底の流れから離れないけれども
現代においてももっともっと刺し子が日常に落とし込まれて
いたら嬉しいなと壮大な夢を描いてしまいます。
そんなこんなでぐるぐるしていたら
かなーり前に書いた
なんて気の利いた(笑)記事を再発掘。
うん、なんだか背中を押してもらえた気分。
ありがとう2014年のワタシ。
また張り切って模索していけそうです!